ニュースレターの書き方vol.2
■前半 ~ 最後まで読んでもらえるために ~
学校で習った「作文の書き方」は忘れよう
「始めが肝心」と言う言葉は、ニュースレター作成のためにあるものだと思っても良いでしょう。読んでもらえなければ意味がありませんから、まずは、最後まで読んでもらえる工夫をしなければいけません。
美しく整った文章。そう、小学校のときに先生から「よくできました」のハンコをもらえるような文章は、正直ニュースレターには不向きです。たとえ読んでもらえたとしても記憶に留まることなく、右耳から左耳へ…という状態になるのがオチでしょう。
では、どんな文章にするのが効果的なのでしょう。
- 順序を変えてみる
「起・承・転・結」を崩してしまいましょう。挨拶に始まり、商品の説明、プレゼント情報、購入の仕方…といったセオリーともいえる流れを変えることで、読み手に興味ある違和感を与えることができます。
- 二人称ではなく一人称で
「皆様」ではなく「あなた」向けの手紙であることを伝える必要があります。不特定多数に向けたダイレクトメールと同じでは、ニュースレターとしての効果を生み出すことが難しくなるからです。
- 特別感を盛り込む
同じ意味であっても、「以前ご購入いただいた皆様に」というより、「半年以内に1万円以上お買い上げいただいたあなただけに」の方が、読み手に特別感を持ってもらえます。自分しか知らない情報を与えられると、一度試してみようかな? と思うのが人間の心理です。また、交友範囲の広いターゲットなら「あまりみんな知らないんだけどね」と、知人への口コミ率もかなり高いことが期待できます。
ちょっとのことですが、最後まで読んでもらうためには大切なポイントです。忘れないように注意しましょう。
「つかみはOK」はお笑いだけじゃない
最後まで読んでもらうためには、ヘッドコピーが大変重要となってきます。わかりやすく、例を挙げて説明しましょう。
ex.1) 新商品「まるごと有機野菜のミックスジュース」のご案内
大事だとわかっていても、つい使ってしまうコピーですね。せめてお得感をプラスしてみてはどうでしょう?
ex.2) 新商品「まるごと有機野菜のミックスジュース」無料サンプルプレゼント!
次はレア感を出すために、個数限定のサービスにしてみましょう。
ex.3) 先着50名様限定「まるごと有機野菜のミックスジュース」無料サンプルプレゼント
ここでひとつ気をつけたいのが「なぜ限定なのか」、「なぜ無料プレゼントしてくれるのか」を知らせることです。ただ希少価値を出すために限定にしたわけではないことを伝えたほうが、絶対的に好印象となります。
例えば「発売記念につき」、「累計お客様数●●人突破記念」。また、季節限定であればそれを書くようにするといいでしょう。
併せて商品の魅力ももっと入れ込めたらいいですね。
ex.4) 毎日1杯で体スッキリ!「新・まるごと有機野菜のミックスジュース」
新発売を記念して、無料サンプルプレゼント中!
季節限定商品のため、先着50名様まで。ご希望の方はお早めにどうぞ。
ヘッドコピーというと、お洒落なキャッチコピーを作らなきゃ! と思いがちですが、そういったコピーは、イメージ重視のチラシやダイレクトメールにお任せすればOK。ニュースレターは、大切なお客様へ送るラブレターなのですから。
心をギュッと掴む最初の10行を作る
いくら魅力的なヘッドコピーを作っても、「はじめまして、弊社は~」とスタートする文章では、新人の営業さんと同じ。順序を変えるという、ニュースレターの基本がここにあるとも言えます。ニュースレターを書く際に、ターゲットを絞り込むという話をvol.1でしました。文の最初の10行は、絞り込んだターゲットに沿って作るのが最適だと言えます。
- ターゲット層の「悩み」や「問題」を見極める
ニュースレターを差し出す相手は、ほとんどが1度は購入したことやサンプル請求をしたことがある人です。その人は、どんな悩みや問題を解決したくて、その店舗に決めたのかをイメージしてみてください。少し例を挙げてみますね。
A) 家族の健康のため、オーガニック食品のサンプルを請求した
B) 希少性のあるプレゼントをしたくてネット通販を利用した etc…
その部分を「くすぐる」最初の10行を作ればいいのです。ここにはvol.1でお話した
「見える文章」や「ストーリー」が特に効果的です。
上記(B)の場合
ex.1) 新しいものや流行は好き。でも、何ヶ月も入荷待ちしたり行列に並ぶのはイヤ!
ネットは便利だけど、案外探すのも面倒。キーボードで記入するのも嫌い。当店の新サービス「ネットでぽん!」は、めんどくさがり店長が編み出した、画期的なネット通販サービスです!
箇条書きにするのも効果的です。
ex.2) ・新しいものや人気の商品が大好き
・でも、並んだり待っているのは大嫌い
・インターネットをよく利用する
・でも、キーボードを打つのが苦手
そんな方にこそおすすめの「ネットでぽん!」そのわけをお話しましょう!
vol.2のポイント
他店との差別化を図るため、ターゲットの持つ問題についての解決策がここにあることを強くアピールすることが必要です。御社の強みをたな卸しし、しっかりと伝える文章に仕上げてください。
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